2013年03月18日

逆接の接続詞

では、次の例文について考えましょう。
2番目の例文は、次のとおりです。
② 学生たちは駅に急いだが、電車には間に合わなかった。

「電車に間に合わなかった」は、「列車を逃す lose(lost) the train 」としましょう。
日本語では、「が」は逆接の接続助詞です。同じ意味用法の接続としては、「しかし」「だが」「けれども」「ところが」などがあります。
英文に直してみましょう。

a) The students hurried to go to the station, but they lost the train.
b) Though the students went to the station in a hurry, they lost the train.
「駅に急いだ」は、「急いで駅に行った」と考えます。 a)では、hurried(hurryの過去形)を動詞として使っていますが、 b)では、名詞として使っています―― in a hurry 「急いで」という副詞句になります。
口語的に hurried up to the station で、「駅に急いだ」という言い方ももちろんできます。「急ぐ」には、ほかに meke haste という熟語もあります。

重文か複文か、構文の選択

ここで、「しかし」「けれども」の表現としては、
but を使って、重文の構文にする という方法と、however  とか though など、逆接の従属接続詞を使って、複文の構文にする という2通りの方法があります。
a) の英文が but を使った例で、b) が複文の例です。

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分詞構文を使う

また、「分詞構文」を使って、接続詞を省く方法もあります。
 Hurrying to go to the station, the students lost the train.
 Going to the station in ahurry, the students lost the train.
分詞構文とは、現在分詞や過去分詞を使って、連続・前後する行動、原因と結果、仮定条件、並行動作・付帯状況などを意味する句(語群)を副詞句としてつくる方法です。
現在分詞とは、語尾に ing を付けた形で、「能動的な動き・状態」を意味します。
過去分詞とは、規則変化動詞の場合には語尾に ed(ied) を付けて、「受動的な動き・状態」を意味します。

分詞構文の意味と用法

で、副詞句とは、日本語にすると「~したのちに」「~したけれども」「~したから」「~した結果」「~するならば」「~しながら」という意味合いの部分(修飾部)です。
「~しながら、・・・する」という構文の場合、「・・・する」という部分が文の中心(主要部)で、「~しながら」の部分は副詞句で、副次的・従属的なものにすぎません。
そして、《中心部の主語》と《副詞句の意味上の主語》とが一致するときは、副詞句の主語は省くのが原則です。

例文をあげてみましょう。
c) Beaten by the hard rain, the children were walking along.
ひどい雨に打たれながら(にもかかわらず)、子どもたちは歩き続けた。⇒付帯状況
d) Looking around, the boys ran in the pasture.
あたりをきょろきょろ見回しながら、少年たちは牧草地を走った。⇒並行動作
e) (Being) Not so careful, they fell into the trap. 注意が足りなかったので、彼らは罠にはまってしまった。⇒因果関係
f) Taking care fully, they wouldn't fall into the trap.
十分に注意していれば、罠にはまることはないだろうに。⇒仮定条件

e)の例文では、be動詞の現在分詞 being は省かれています。 being は省くことができ、口語では省くのが普通です。
過去分詞を使った分詞構文では、かつては受動態の being が使われていたのですが、やがて省かれてきたという歴史があります。



posted by 田舎おやじ at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 接続詞を考える | 更新情報をチェックする
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