2013年02月13日

文の「型」

では、まず、話すときに、自分がどういう文の型をつくって表現しているのかを意識してください。
これは《数学を楽しむ》というブログの記事でも書いたことですが、
日本語も英語も含めて、世界のあらゆる言語には、次の3つの型しかありません。
というのは、私たちの世界がそういう構造=成り立ちになっているからで、それを写し取る文の型もまた世界の構造に照応しているのです。

① 何が何だ(である)。     例)氷は、水の一つの状態である。
② 何がどうする。        例)黒い馬が疾駆する。
③ 何がどんなだ。        例)この花は美しい。

ここで、「何が」にあたる部分=分節を「主語」または「主部}と呼びます。「何だ」「どうする」「どんなだ」の部分=分節を「述語」または「述部」と呼びます。文節とは、最低限度の意味のまとまりを示す言葉のかたまり、ブロックです。
そして「何が」は、「何」という名詞と「が」という助詞から成り立っています。「何だ」は、「何」という名詞と「だ」という助詞からできています。
「どうする」は動詞です。「どんなだ」というところには、形容詞または形容動詞がきます。

①は、物の名前を説明する文です。したがって、述語には物の名前を表す名詞がくるわけです。
②は、物の動作を述べる文です。だから、述語には動作を示す動詞がきます。
③は、物の様子や状態を語る文です。そこで、様子や状態を表す形容詞や形容動詞がくるのです。
こうして、今自分は「物が何であるか」を語る文をつくっているんだ、とか、「動作」を説明する文をつくっているんだ、とか、「様子や状態を」述べる文を思い浮かべているんだ、と自己分析してください。

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英文の型

上の3つの例文を英語に直してみましょう。
① The ice is a status of (the) water.
② A dark horse runs.
③ This flower is beautiful.
ここで、①と③は is という be動詞が述語動詞になるので、同じ文型とすると、英語には2つの基本型しかないことになります。が今は、別の型として分けておきましょう。
英語では述部は、①では is a status of (the) water 、②では runs 、③では is beautiful です。
さて、英語でも物の名前を説明する文の述部には中心となる名詞 status があって、②では動詞 runs 、③では形容詞 beautiful が中心となっています。

英語の習慣や約束事

ところで、氷は The ice として定冠詞 the をつけていますが、これは世の中一般に「氷というもの」という風に、氷という存在を抽象的に思い描いているからです。最近では、口語(話し言葉)に合わせて、つけない傾向にあります。
「黒い馬」について A dark horse というように不定冠詞 a がついているのは、まだここでは、黒い馬についてそれ以前に話題になっていないからです。このあとにまた出てくれば、そのときは the となります。
3つの文型に区分すると、述部の中心に「名詞をもってくるべきだ」、「動詞をもってくるべきだ」、「形容詞をもってくるべきだ」というように一定の秩序=約束事を与えることができるのです。

ところで、①の英文で述部の本体に status water と2つの名詞があります。そして、ステイタスが前に来るのは、英語では「本質的な重要性がある語」をできるだけ前にもってくるという規則があるからです。
日本語では、説明=修飾する語を前に置いて、本質的な重要性のある語を後ろにもっていきます。この違いを覚えておいてください。



posted by 田舎おやじ at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語と日常生活 | 更新情報をチェックする

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